嫁の誕生日は6月。
プレゼントなにがいい?と訊くと『別に欲しいものはない』と言う。
クリスマスなんかはどうでもいいのだが、誕生日くらい、なにかしてあげたい。だから、そんな返答では困るので、しつこく訊ねると、しまいには『ロレックス』や『燃えたぎるような恋』などが出てくるので、去年から一泊旅行をプレゼントすることにしている。
ちなみに去年は鎌倉。
鎌倉なんて家から一時間もあれば行けるのだが、大好きな町なんだから、あえて泊まってみたいといつも思ってたので、泊まりで行ったんだけど、これがなかなか良かった。
日が暮れるまで海辺で過ごしたり、ブルーモーメントを眺めながら食事したり、早朝の海を散歩してみるってことは、やはり泊まりじゃないとなかなかできないのだ。
今年はどこに行こうかなと思ってたんだけど、仕事のスケジュールが非常に厳しかったので、近場でなければならなくなって、また鎌倉に決定(笑)
たまには、あたしの好きな所に行かせろ。とブーブー言われながら行ってきました。
去年、泊まりたかったけど予約が取れなくて心残りにしていた、対僊閣(たいせんかく)という宿が長谷にあるのだけど、今年は4日前に電話をしたにも関わらず、運良く予約が取れた。

この対僊閣、長谷寺の参道にあって戦前の和風旅館としての佇まいをよく残している建物として貴重な存在。
客室は7室あるみたいだけど、女将さん一人で切り盛りされてるため、現在は一日3組程度しか泊まることができないそうです。
この女将さん、とても話好きで予約の電話をいれた時も、いつの間にか世間話になっていた(笑) そして上品なカワイイおばあちゃん。
チェックインした後、これから夕ご飯を食べに行くと言うと(この旅館は夕食なしの為)、門限は9時ですからね、と言われた。ちなみにお風呂は夜10時まで。薪のお風呂なんてめったに入れるもんじゃない♪と楽しみにしてたんだけど、ゆっくり食事をしてたら、門限に遅刻。

急いで帰ると、女将さんが『ささ、お風呂が温かいうちに』とお風呂を勧めてくれた。あぶね〜、危うく風呂逃すところだった。
もう10時近くになっていたので、もうぬるくなってしまったかと思いきや、煮えたぎるほどの熱さでしばし絶句。。。
鎌倉の夜ってものすごく静か。

翌朝、少し早起きして紫陽花を見に成就院へ。観光客でごった返す前に紫陽花独り占め♪ これも泊まりのメリットだな。

少し散歩をしてから、朝食を頂く。
卵焼き、さつまあげ、ご飯、お味噌汁、漬物、それと鎌倉名物のたたみいわし。美味。

早起きしたので、お腹がすいたのか、お代わり4杯食べた。
食器を下げに来た女将さんとしばしお話。最近は外国人もたくさん泊まりに来るんだとか。
『こないだはブラジルから家族連れで来てくださった方がいましてね。ぬか漬けなんか、残さずに食べてくれますのよ。今は日本人の若い方のほうが漬物食べなかったりしますのよね〜』
そうですかそうですか、こんなにおいしいのにね〜。と相槌を打ったところで下げられた食器に漬物が残っているのを発見。しまった。。。これはありがたい説教だったのだ。キマズっ!ちなみに犯人は嫁(量が多くて食べ切れなかったらしい)
来年は嫁の好きなところへ行こう、提案したら、もう鎌倉は恒例行事で良い、との事(笑)
100年の歳月を感じる宿。来年も元気な女将さんに出会えることを心から祈る。

『対僊閣』
TEL 0467-22−0616 長谷3−12−9
1泊朝食付き 7500円
posted by bamboo-hat at 03:42|
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